あるある症候群

人知れず埋没してしまっている『あるある』たちを見つけ出してやらずにはいられない欲求が抑えきれない病気。

TM9、クラピア、迷ったときは冬場の姿も見てみよう!

こんにちわ、RR博士だよ。

もうすぐ春ですね。芝生などグランドカバーを敷きつめる絶好の季節がやってきます。

って考えがちですが、敷きつめるのに一番いいのは梅雨時です。もうしばらく我慢しましょう。敷きつめた後、根付くまでの水やりの手間が格段に省けますからね。

さて、以前に最強のグランドカバーをどう選ぶかという記事を書きましたが、

 

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おそらく初めてグランドカバーを敷きつめようと思っている方のほとんどが、手入れが簡単で一年中美しい緑色を保ってくれるような芝生はないかなあと思っているはずです。

あるあるやね。私もそうでした。

結論から言いますと、そんな都合のいい芝生は現時点では開発されていないようです。オーバーシードと言って、高麗芝など夏場に緑色の温暖気候型の芝生に、冬場に緑色の寒冷気候型の西洋芝の種をまいて、

「はーい、一年中緑ですよー」

という裏技がないわけではないんですが、西洋芝はお手入れ簡単とはいかないシロモノだったりしてそこまでチートでもない残念な感じだったりするわけです。

結局そんな薄毛に植毛みたいなことをせずに、冬場は冬場の枯れ野原の状態をさらしてしまってもそれはそれで潔いし、かえって季節感が感じられて良いのではないかと思います。

シンボルツリーもシマトネリコなど常緑樹を選びがちですが、落葉樹のほうが紅葉を含めた季節の移り変わりを楽しめるのと同じですね。

冬の間休憩していた植物たちが春になり再び活動を始めていく生命の息吹を、よりわかりやすく目にすることができるんです。

常緑であっても新陳代謝はしているんですけどね。変化のスピード感が比ではないんですよね。

そこで、現時点でほぼ最強であろうクラピアと省力芝のTM9の冬の姿をご覧いただきましょう。百聞は一見に如かずですね。

TM9の冬場の姿

まず、以前も紹介した省力型高麗芝のTM9です。

冬場の姿と言いつつ、10月と3月の画像しかないんですけどね。申し訳ない。

最初に10月にサッチングしたときの様子です。いや、あれは重労働でした・・・。

この時はまだ緑色を保っていますね。

 

続いて、3月に草取りをした時のものです。テデトール(手で取る)ってやつですね。

一部動き始めた緑色が見られます。

 

 

この時点ですでにあの忌まわしき穂が大量に姿を現していますね。憂鬱です。

もはや穂苅のタイミングがわかりません。いつやればいいんだ。気になって仕方ありません。

クラピアK5の冬場の姿 

続いて、クラピアです。

最初に10月の様子。緑ですね。ちなみに寒さに強いとされているK5という品種です。

 

「植えたら最後、どこまでも繁茂してしまう凶悪生物である」との評もちらほらありますが、植え付け後1年以上経過した庭でもグランドをカバーしきれていない箇所が見られます。

続きまして、ちょっと間が空きますが2月下旬の様子です。地上部が枯れている部分が多いですが、ところどころ緑色を保っている部分が見られます。

ちなみに、この場所は東京で、大雪が降った後に撮影したものです。

 

ということで、ど素人がてきとーに植えててきとーに管理した状態のグランドカバーのリアルな冬場の姿をご覧に入れました。